EAP・従業員援助プログラムとその活動

アルコール・デイ・ケア

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アルコール依存症の回復

どうやって回復を推し進めるか

なぜクリニックなのか

  • 入院治療から外来治療へ
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患者の断酒後に起こること

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治療への導入・治療

女性とアルコール依存症

  • 女性とアルコール
  • なぜ女性ミーティングなのか
  • 多様化する女性のアルコール依存症
  • キッチンドリンカーのAさん
  • キャリアウーマンのBさん
  • 女性アルコール依存症者との関わりのなかで

専門家へのメッセージ

NEWS

12/6/13
書籍「社労士が見つけた!(本当は怖い)採用・労働契約の失敗事例55」6/13発売しました。
12/3/28
書籍「社労士が見つけた(本当は怖い)解雇・退職・休職実務の失敗事例55」3/28発売しました。
11/12/21
書籍「税理士が見つけた!(本当は怖い)事業承継の失敗事例33」12/21発売しました。
11/11/2
書籍「税理士が見つけた!(本当は怖い)飲食業経理の失敗事例55」11/2発売しました。
11/5/11
書籍「公認会計士が見つけた!(本当は怖い)グループ法人税務の失敗事例55」発売しました。

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アルコール依存症はクリニックで回復する改定版はコチラ

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アルコール依存症はクリニックで回復する
~高田馬場クリニックの実践~

新貝憲利(監修)
世良守行(編著)
米沢宏(編著)

アルコール依存症はクリニックで回復する

女性とアルコール依存症

女性とアルコール

 女性とアルコール
 1960年代後半、アメリカのベティ・フリーダンによる『新しい女性の創造』の出版を契機に、女性解放運動が世界的な広がりを見せた。日本もその例外ではなく、女性の権 利拡張、意識向上が叫ばれ、その結果、女性達の社会進出の機会も飛躍的に増大したことは事実である。
 しかし「女性は強くなった」「女性の時代」と言われる一方で、旧態依然とした制度や慣習も今なお残存し、また今までにない葛藤や不安も表出し、まさにその「光」と「 影」を受けとめながら模索しているというのが現代女性の姿なのではないだろうか。そして、女性のライフサイクルも大きく変化し、多様な価値観が存在する中で今を生きる 女性達には、「解放」と同時にその「落とし穴」にも注意を向けていく知恵が要求されているといえよう。
 10数年前、「キッチンドリンカー」という主婦のアルコール依存症が問題となってから久しいが、近年、女性の社会進出が加速し、働く女性達は全ての面で男なみと頑張り 走り続けてきた。「飲み過ぎキャリア女性」というテーマで「仕事のストレスからはまる酒害」という内容の記事が週刊誌に掲載されるほど、働く女性達の飲酒の問題はマス コミからも注目を浴びるようになってきた。飲酒の機会も「男なみ」にということが起こりうる中で、仕事上でのストレスや不安をアルコールによってまぎらすうちに、アル コール依存へと傾いていくという危険は大きいといえる。
 女性の飲酒は、性差の関係から男性と同じようには考えられない。女性ホルモン等の関係から男性よりも短期間(男性の半分の期間)にアルコール依存症になるということ が言われている。
 「仕事から帰ってくると、妻は酒を飲んで寝ているんです。家事も最近はほとんどしないで飲んでいるんです」ある夫の相談での一言である。いわゆるキ
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本文中の「高田馬場クリニック」は現「慈友クリニック」となっております。