EAP・従業員援助プログラムとその活動
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アルコール・デイ・ケア
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- 12/6/13
- 書籍「社労士が見つけた!(本当は怖い)採用・労働契約の失敗事例55」6/13発売しました。
- 12/3/28
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- 11/12/21
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アルコール依存症はクリニックで回復する改定版はコチラ

アルコール依存症はクリニックで回復する
~高田馬場クリニックの実践~
新貝憲利(監修)
世良守行(編著)
米沢宏(編著)
アルコール依存症はクリニックで回復する
アルコール依存症と家族
1枚のポスターから
夫が断酒して5年が経った。5年という時間は私たち家族を大きく変えたと思う。私も5年という時の流れの中で、飲酒に苦しめられた過去の記憶が薄れていくのを感じて
いる。しかし、忘れ去ることのできない過去があることも事実である。
私は夫の飲酒に苦しめられていたが、〈酒に困ったら保健所へ〉と書かれた1枚のポスターから私は自分らしく生きることの必要性を学んでいった。そのプロセスは私には
鮮明に記憶されている。また忘れてはならないものと思う。その過去について、記憶が鮮明のうちに書き留める必要を感じたので思いつくままに書いてみることにした。
保健所が相談に乗ってくれるのだろうか? 私の困っていることを理解してくれるのだろうか? さまざまな思いが頭の中を駆けめぐった。どうすることもできない自分を
感じ勇気をもって電話の受話器をもった。ダイヤル中、頭の中は “電話しない方が良いのではないか”“いや相談に乗ってもらえるかもしれない”、そのような思いととも
に“夫がアルコール依存症と言われたら可哀想”“夫は仕事をしているのでアルコール依存症であるはずがない”などいろいろな思いが短時間の中で交錯していた。
電話がつながった。私はおそるおそる「夫の酒のことでの相談ですが」というと「そうですか、係の者と代わりますのでお待ちください」と何の抵抗もない対応であった。
係といわれる人が出るまでの時間を長く感じたものである。女の人の声で「どうなさいました」と言った。私は本当に相談に乗ってもらえるのかまだ疑問に感じていたが「夫
の酒のことで電話をしました」と言った。「そうですか、今どのような状況ですか?」と優しそうな声が返ってきた。
本文中の「高田馬場クリニック」は現「慈友クリニック」となっております。